TOKOTAN

写真短歌

2019-09-24から1日間の記事一覧

【短歌】砂

海岸ですくった砂がさらさらと我から落ちるあなたのように 土の中の時代があったいのちがけで芽生えた時もあったしかし草はそういった昔をひとことも語らずもっとも美しい今だけを見せている (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]…

【短歌】ぬくもり

手袋をした手のようにぬくもりを感じ取れないすれ違うふたり 見ているだけで何も描けずに一日が終わったそういう日と大きな事をやりとげた日と同じ価値を見いだせる心になりたい [ 星野富弘 ] (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a…

【短歌】なんらかを

痛いほど首を横に振るなんらかを忘れたくて信じたくなくて わたしは傷を持っているでもその傷のところからあなたのやさしさがしみてくる 星野富弘 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.cu…