TOKOTAN

写真短歌

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【短歌】哀しみの総て

危うさに気付いてしまえば哀しみの総てとなりうる優しさひとつ あやうさに きづいてしまえば かなしみの すべてとなりうる やさしさひとつ たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき 近藤芳美 「早春歌」 // SL500.jpg"],"u":{"u":"https:\/\/www.a…

【短歌】恋のあした

我が恋の明日を気ままに推すあなた心の疲弊を埒外にして わがこいの あすをきままに おすあなた こころのひへいを らちがいにして やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君 // リンク rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="0759fd63…

【短歌】一葉

並木から枯れ葉一枚落ちてきて思い出ひとつ失う淋しさ いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。 いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった。 星野富弘 // リンク

【短歌】並木道

並木道ふたりの空間つくり行く一葉一葉に一瞬刻んで //

【短歌】托鉢僧

にぎやかな色が揺れる一角に托鉢僧ひとり静を生み出す 仙台七夕の様子 出典:仙台七夕まつり協賛会